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2017年02月18日

液状化・振動対策 免震効果が高い 地盤置換工法 コロンブス工法

液状化・振動対策 免震効果が高い 地盤置換工法 コロンブス工法

今日は、地盤改良の紹介をさせていただきます。軟弱地に高層の建物を建てたい時には、一般的には杭を打って建物の安定を図りますが、地下を深く掘ることにより、建物の安定を図ることもできます。これは、元々ある地盤(土)を排出しその代わりに建物(地下建築物)を造るもので、地盤置換工法のひとつです。これは、低層の建物(木造の住宅等)でも行われております。住宅や低層建築物で使われている工法にコロンブス工法という地盤置換工法があります。元々あった土を排出し、その代わりに軽いEPSで置き換えをします。単純にいうと、10の重さの建物を建てるのであれば10の重さの土を排出すれば、更地の状態と同様であるという考え方です。EPS(発泡材)というと劣化したり、重さがかかると縮んでしまうイメージがあるかも知れませんが、地中では劣化原因となる紫外線の影響がほぼなく、硬さについては建物荷重に応じた圧縮強度の材料を製造します。究極はサーフボードのような硬さまで造ることができます。元々東北・北陸での施工実績が多く、大きな地震にも数多くあっておりますが、揺れによる建物被害や、液状化による被害は他の工法に比べても小さく抑えられております。地域によっては、これからの東海・南海地震に備えての地盤改良工事が増えることもあるかと思いますが、その土地その地盤にあった地盤改良を選定していくことが、地盤の会社には今まで以上に重要な役割となっていくと思います。  金井



Posted by 黒衣1号 at 19:08│Comments(0)
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