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2017年08月24日

「地名」は先人の知恵、地盤を知る鍵。

「安全・安心・快適・長持ち」をモットーに、皆さまの住宅環境を支えるパートナー「グラウンド・ワークス」です。

今回は、「先人の知恵をもとに名づけられた『地名』から、その土地の地盤の状態がわかる!」という話題です。

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その昔、科学的な手段に頼れない時代に、その土地の状況を把握するための方便として考え出されたのが「地名」です。

当時の人々は地名を付けるときに、その土地の特徴を覚えておきやすいように、あるいは人に伝えやすいように名前をつけたのだと考えられます。

自然と共生していた人々は、いつ、どこで洪水や地滑りが起き、どこに住めば安全か、どこに作物を植えればよいか、といった土地勘があったと考えられ、地名はその土地の履歴を凝縮した標語のようなものでした注目

人々はこの「地名」を頼りに、目的や用途に合った適材適所の土地を選んで建物を建ててきたわけです。


地名は現在も当時と変わっていない場合が多いので、土地選びの際に参考になります。

たとえば、これから建築しようという場所の地名に「水」に関わる漢字が使われていたら、その土地は地盤が軟弱かもしれません。びっくり

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町内全体が軟弱なわけではありませんが、地盤調査をおすすめします。


ちなみに、地盤のよい地名としては、山、丘、台、高、林などがありますナイス

これは、水はけの良い高台であることが分かります。


そのほか、地名から推察される地盤の状況には、例として次のようなものがあります。

■地盤が軟弱な可能性のある場所
「さんずい」のつく地名 河・池・沼・海・沖・潮・汐・洗・浮・渋・清…

■地形的に低い場所
越谷・渋谷・刈谷・藤沢・米沢・金沢・荻窪・大久保

■新しく開墾された新田のつく地名
秋田・成田・野田・町田・下田・磐田・田辺・梅田

土地選びの際には、まずは地名を参考に、その土地の起源を推察しましょう。

そして、地盤の強度が心配な場合は、土地を検討する前にぜひ「グラウンド・ワークス」にご相談下さい!
お問い合わせはこちらから。




Posted by 黒衣1号 at 11:45│Comments(0)
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