｢安全・安心・快適・長持ち｣をモットーに、皆さまの住宅環境を支えるパートナー「グラウンド・ワークス」です。

先日、ホウ酸による全構造材劣化対策工事を行いました。
一般的には地面から1.0ｍで行われることが多い予防工事ですが建物全体を処理する『全構造材処理』という方法があります。
土台や柱はもちろん、野地板まで処理する方法となります。




シロアリは床下から上がってくるというイメージを持たれていると思いますが、梁まで被害がある現場もあります。また、シロアリにも色々な種類がいます。その中で、床下からではなく飛んできて軒先等から建物に侵入するアメリカカンザイシロアリといシロアリもいます。
そういうシロアリから建物を守るために建物全体を予防処理する。
これは、安全で効果が低下しない無農薬のホウ酸処理だからできる方法です。
※ホウ酸処理に関しましては弊社HPをご覧いただければと思います。
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今回は建築工房リアリゼ様の現場で全棟処理を行いました。


建物内部の柱や土台、面材、小屋組などすべての木部に処理を行います。
柱・間柱・面材等

梁・野地板・小屋束等


また、建物の外周部も野地板下まで処理を行います。
外壁面材

バルコニー


リアリゼ様の現場は、道具が整理整頓されており、きれいでとても施工しやすい現場でした。
建築工房リアリゼ様HP


ホウ酸は現在多く使用されている合成殺虫剤とは違い揮発することなく、シロアリに耐性を持たれないそして何より安全です。建物全体に合成殺虫剤を使用すれば、大工さんも作業するのを嫌がるかと思います。

住まわれる方も、現場で施工される方も、近隣住民の方もより安心・快適に生活できる施工を実現できます。