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2020年06月08日
杉材とセルロースファイバー断熱材の防蟻性能が証明されました!
「安全・安心・快適・長持ち」をモットーに、皆様の住宅環境を支えるパートナー「グラウンド・ワークス」です。
今年も早いもので、あっという間に1年の半分が過ぎ、6月に入りました。
シロアリが活発化する梅雨が間近に迫っています。
そこで、日経ホームビルダーの特集に興味深い記事が出ていたので、ご紹介します。
「日経ホームビルダー6月号」より抜粋
当社のシロアリ駆除の現場で、住宅会社さんとの会話でも度々話題に上るのですが、
古来より、「桧(ヒノキ)材はシロアリに強い」とよく言われます。
これに対する実証実験を行った特集です。
結論から申し上げると、桧(ヒノキ)といえども防蟻処理をしなければ蟻害を受けます。
そして「杉材と断熱材セルロースファイバー」の組み合わせは、蟻害が生じないことが実験結果として掲載されています。
実験プロセスでは、樹種や断熱材別に耐蟻性が徹底比較されました。
まず、「本当にヒノキはシロアリに強いのか」を検証するために、
ヒノキ、ヒバ、スギ、マツの耐蟻性を横並びで実験。
同時に、4種類の断熱材の耐蟻性を比較する実験が行われました。
実験内容は次のとおりです。
「日経ホームビルダー6月号」より抜粋
<実験内容>
実験装置は、完熟土の入ったガラス容器。
その上に紙ウエスを敷いて、約300匹のヤマトシロアリを放ちます。
シロアリは乾燥を嫌うので、適度な湿度を保つため、紙ウエスには水を含ませて湿度を保つようにしました。こうすることで、紙ウエスはシロアリの餌になり得ます。
4つの樹種についてそれぞれ2つずつ装置を用意し、合計8つの試験体を準備。
実験室の室温は25℃、湿度は32%に設定しました。
(実験期間中は空調設備を稼働して、この環境を維持するようにしました)
実験開始日から31日経過した時点で、木材の質量を計測。
そして、実験開始時と比較して質量減少率を算出し、食害の程度を判定します。
質量減少率が大きいほど、シロアリの食害が進んだとみなします。
「日経ホームビルダー6月号」より抜粋
今回の実験では、わずか1カ月でヒノキに大量の蟻道が生じ、一部で食害が始まるなど、
「ヒノキはシロアリに強い!」という見識を覆す結果となりました。
4樹種の樹木で蟻害の程度を比較したところ、被害の大きいものからマツ、ヒノキ、ヒバ、
スギの順となりました。
「日経ホームビルダー6月号」より抜粋
予想以上に蟻害の程度が軽かったのが、スギです。
外観を見る限り、ほぼ無傷の状態でした。
上面や側面に蟻道はなく、食べられた形跡もありません。
つまり、4樹種の中で最も高い耐蟻性を発揮したことになります。
実は、当社の地域材大型パネルも天竜杉を使用しています。
色や香りだけでなく、耐蟻性も高いという今回の結果は非常に嬉しいものでした。
詳しくは日経ホームビルダー6月号をご購入して見て下さい!
さらに4種の断熱材(セロルースファイバー、グラスウール、発泡ウレタン、ポリスチレンフォーム)のシロアリ被害の実験も行ったので、次回そのレポートを掲載します。
グラウンド・ワークス(株)(本社)
〒437-0064 袋井市川井873-4
TEL:0538-45-3313
https://www.ground-works.biz/
今年も早いもので、あっという間に1年の半分が過ぎ、6月に入りました。
シロアリが活発化する梅雨が間近に迫っています。
そこで、日経ホームビルダーの特集に興味深い記事が出ていたので、ご紹介します。
「日経ホームビルダー6月号」より抜粋
当社のシロアリ駆除の現場で、住宅会社さんとの会話でも度々話題に上るのですが、
古来より、「桧(ヒノキ)材はシロアリに強い」とよく言われます。
これに対する実証実験を行った特集です。
結論から申し上げると、桧(ヒノキ)といえども防蟻処理をしなければ蟻害を受けます。
そして「杉材と断熱材セルロースファイバー」の組み合わせは、蟻害が生じないことが実験結果として掲載されています。
実験プロセスでは、樹種や断熱材別に耐蟻性が徹底比較されました。
まず、「本当にヒノキはシロアリに強いのか」を検証するために、
ヒノキ、ヒバ、スギ、マツの耐蟻性を横並びで実験。
同時に、4種類の断熱材の耐蟻性を比較する実験が行われました。
実験内容は次のとおりです。
「日経ホームビルダー6月号」より抜粋
<実験内容>
実験装置は、完熟土の入ったガラス容器。
その上に紙ウエスを敷いて、約300匹のヤマトシロアリを放ちます。
シロアリは乾燥を嫌うので、適度な湿度を保つため、紙ウエスには水を含ませて湿度を保つようにしました。こうすることで、紙ウエスはシロアリの餌になり得ます。
4つの樹種についてそれぞれ2つずつ装置を用意し、合計8つの試験体を準備。
実験室の室温は25℃、湿度は32%に設定しました。
(実験期間中は空調設備を稼働して、この環境を維持するようにしました)
実験開始日から31日経過した時点で、木材の質量を計測。
そして、実験開始時と比較して質量減少率を算出し、食害の程度を判定します。
質量減少率が大きいほど、シロアリの食害が進んだとみなします。
「日経ホームビルダー6月号」より抜粋
今回の実験では、わずか1カ月でヒノキに大量の蟻道が生じ、一部で食害が始まるなど、
「ヒノキはシロアリに強い!」という見識を覆す結果となりました。
4樹種の樹木で蟻害の程度を比較したところ、被害の大きいものからマツ、ヒノキ、ヒバ、
スギの順となりました。
「日経ホームビルダー6月号」より抜粋
予想以上に蟻害の程度が軽かったのが、スギです。
外観を見る限り、ほぼ無傷の状態でした。
上面や側面に蟻道はなく、食べられた形跡もありません。
つまり、4樹種の中で最も高い耐蟻性を発揮したことになります。
実は、当社の地域材大型パネルも天竜杉を使用しています。
色や香りだけでなく、耐蟻性も高いという今回の結果は非常に嬉しいものでした。
詳しくは日経ホームビルダー6月号をご購入して見て下さい!
さらに4種の断熱材(セロルースファイバー、グラスウール、発泡ウレタン、ポリスチレンフォーム)のシロアリ被害の実験も行ったので、次回そのレポートを掲載します。
グラウンド・ワークス(株)(本社)
〒437-0064 袋井市川井873-4
TEL:0538-45-3313
https://www.ground-works.biz/
Posted by 黒衣1号 at 12:49│Comments(0)