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2017年07月17日

昔と今の家づくりの違い。

「安心・安全・快適・長持ち」をモットーに、皆さまの住宅環境を支えるパートナー「グラウンド・ワークス」です。

毎日暑い日が続きますね。
夜も寝苦しく、睡眠不足になりがちな方も多いのではないでしょうか。

日本の三大随筆である吉田兼好の「徒然草」にも「家の作りようは、夏を旨(むね)をすべし」と書かれているように、古来、日本では蒸し暑い夏をどうやり過ごすかを考えて家が建てられていました。

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その結果、受け継がれてきたのが木造住宅であり、障子戸や土間、庇、縁側など、直射日光を遮って風を室内に採り込み、涼しく過ごすための様々な和のしつらえでした。

昔住んでいた家を思い出してみてください。
冬の隙間風が寒くありませんでしたか?

夏の涼しさをしのぐために造った家なので、どうしても冬の寒さは厳しくなります。
しかしその分湿気が少なく、木は長持ちしたのです。

一方、現代においては、夏よりも冬の過ごし方を中心に考えて家を建てる傾向があります。
その象徴ともいえるのが、最近よく耳にする「高気密・高断熱住宅」です。

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では、「高気密・高断熱って何?」

と聞かれたら、何と答えればいいでしょうか?

「隙間がない家」と単純に答えてしまいそうですよね。

しかし、隙間のない(気密性の高い)家は、通気性が悪くなり、空気も循環しにくいので、人の健康に害を及ぼします。ガーン

室内で植物を育てようとしても、風通しが悪いと枯れてしまうのと同じです。

気密性や断熱性を高めたら、その分、通気性や建物の素材にも配慮が必要です。

グラウンド・ワークスでは、昔の智慧と今の技術を融合し、人の暮らしにとって最適な住環境とは何かを常に追求したうえで、様々な工法や製品をご提案しています。

そして、夏も冬も快適に過ごすことができ、なおかつ住まう人も建物自体もずっと健康で長生きできる暮らしを実現していきたいと考えています。

高気密・高断熱など、住環境についてお知りになりたい方は、どうぞお気軽にグラウンド・ワークスにお問い合わせください。




Posted by 黒衣1号 at 09:30│Comments(0)
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