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2017年11月16日

家を内部から破壊する、恐ろしい「内部結露」

「安全・安心・快適・長持ち」をモットーに、皆さまの住宅環境を支えるパートナー「グラウンド・ワークス」です。

日ごとに寒さが増してきた今日この頃、朝晩の冷え込みで窓が結露することはありませんか?

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結露は、湿気と激しい温度差がある場所で発生します。

今回はその結露についてのお話です。

結露の中でも最も怖いのは、「内部結露」と呼ばれる現象です。冬場の暖かい空気は、外気と比較すると大量の水蒸気を含んでいます。そのため、室内の水蒸気は比湿の高い室内から低い外気へと壁を通過していきます。


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室内の湿気はそれから断熱材の内部にまで侵入し、水蒸気を含むことができる限界の温度を下回った場所で発生します。この現象を「内部結露」と呼びます。

サッシやガラス部分に結露が発生する「表面結露」は目視で確認できるため、ある程度は対応できます。ところが「内部結露」の場合、知らない間に壁の中がびしょ濡れになり、カビが発生することによる健康被害や建物の劣化、断熱性能の低下などの具体的な被害が発生するまで気づくことが出来ません。

特に厄介なのは、「内部結露」が発生する状態が長引くと、柱や土台の木材を腐らせる原因となることです。

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柱や土台が腐ってしまっては、建物に必要な強度が失われてしまい、大きな地震がくるとひとたまりもありません。家を末永く快適に保つためにも、大地震に備えるためにも、内部結露には充分な注意が必要です。




Posted by 黒衣1号 at 13:01│Comments(0)
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