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10月29日（火）に住宅会社、設計事務所様向けの天竜杉と工務店の未来“木造大型パネル見学会”を開催いたします。
大型パネルは1日上棟！現場の工期を短縮するだけではないのです。

今回、大型パネルを採用した全国の設計事務所、工務店のホンネを伺ったのでご紹介します。




パッシブデザインの設計手法をベースに、高断熱・高気密・計画換気３つの全てを重要とし、数値によって見える化を行い、高いレベルの性能を標準としてご提案している設計事務所さん

Q1：大型パネルを採用した理由は？

ズバリ、「確かな品質」です。
私が提案しているのは、超高性能住宅（某有名HMの〇条工務店さん並）なのですが、とにかく断熱工事が大変なのと、トリプルガラスのサッシなど建材がやたら重い。
住み心地のよさ、省エネ性という結果は抜群ながら、過程である現場は超過酷になっているわけで特に作業の中心人物である大工さんには超不評！
このままだとやってくれる人がいなくなる・・・という危機感を持っていたところ、出会ったのが大型パネルでした。


Q2：実際に施工した感想は？

大型パネルは、ほぼ自由に仕様が決められる上に毎度泣かされる”天候”に左右されずスケジュール通り、求める品質確保が実現出来ます。


Q3：現場監督の仕事も軽減？

建築業界のブラック代表？である現場監督さんの多忙による、品質チェック機能が働いていないことも課題だと感じていて、大型パネル採用により現場監督さんの負担軽減、現場任せのチェックにならずに済む点もメリットが大きいです。
現場に遠慮して性能を落すことはありえないし、大工さんの体調不良やご機嫌？に現場作業が左右されることもないのもいいな。（笑）


Q4：大型パネルを検討している皆様に。

家作りをされる上で最後の不安とは「大丈夫なのか？」だと思うのですが、これは「品質」のことですよね。
人によって好みが分かれる”見た目”と違い「品質」に好みは関係ありません。家ってやり直しがきかないじゃないですか。特に躯体部分ってそうです。だからこそ、そこは高い品質のものを選択してもらいたいです。



ハウスメーカーにはできない「顔の見える住まいづくり」を行い、自然と一体となった美しい住まいを一棟、一棟、じっくりとつくる地域工務店さん。

Q1：大型パネルを施工した感想は？

やはり早い！というのが率直な感想です。 初めての施工でも5時間ほどで形になりました。 建て方時に、 防水（屋根のルーフィング、外壁防湿シート、外部サッシ）が 完了できるのは、 躯体を濡らしたくない木造の建物にとってはかなりの魅力となります。


Q2：「設計」という観点で大型パネルの評価は？

パネルに最初からサッシや断熱材が付いていると言うことは 詳細の図面が、早い段階で決まっているということになります。 サッシの高さなどが確定していることは当たり前に思うかもしれませんが、 意外と施工途中に現場で打ち合わせして設計者が決定するということも少なくありません。「詳細図が着工前に確定し、その図面に合わせ施工する」という施工サイドからみた理想的な状況が大型パネルですと強制的に実現されます。


Q3：自然素材との相性は？

全く問題ありません。 というのもプレカットの延長線上に大型パネルがありますので 今まで通り仕上がります。 無垢材でのピン工法が問題ない事を確認し、採用に至りました。 構造躯体の現しのネックは 防水工事が完了するまでの濡れる事によるシミなどでしたが、 この工法は 無垢材をふんだんに使用した建物を供給する 地域工務店の強い味方になりそうです。


Q4：全国の工務店の皆様へ一言。

今後一番頭を抱える問題が職人不足です。 大型パネルはこの問題の解決策にもなります。 大型パネルでは、仕上げ方にもよりますが 1週間から3週間ほど現場での作業が軽減されます。 今まで年間4棟施工した大工さんが 5棟出来ることになってきます。 少なくなる職人さんが無理なく棟数をふやせます。 他にも色々な特徴はありますが、これからの木造軸組工法のスタンダードが 大型パネルになることだけは間違いなさそうです。

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木造大型パネル見学会　開催！
10月29日（火）
場所：浜松市北区初生町
詳しくは→https://www.ground-works.biz/news/